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八十八夜とは?

節分(毎年2月4日頃)より数えて八十八日目を言います。
唱歌に、「夏も近づく八十八夜、野にも山にも、若葉が繁る・・・」と歌われる様に植物が一年中で一番勢いを増す時期であると古来より信じられて来ました。茶も例外でなく、この時期に摘み取られて作られた茶は一番おいしいのです。

茶の字は分解すると、草かんむりに八十八となり、昔の人々はこの日に摘んだ茶をことのほか珍重しました。
茶は早く出ても駄目、遅く出ても駄目と言う気難しい植物でもあります。

1番茶、2番茶とは?

緑茶は1番茶、2番茶、3番茶、番茶など取れた時期により呼び方を変えて業者間では取引をします。その年の最初に摘んだ茶が1番茶と言い、味も一番良いとされます。
1番茶のあと40~50日で再度芽生えた茶を摘んだのが2番茶です。2~3番茶は夏茶とも呼ばれ、成分にはタンニンが多いことが特徴で、味に苦みがあります。

山間地では、日照時の関係で1番茶と2番茶しか摘まないことも多いです。今はやりのドリンク茶は殆んどが2番茶以後の3番茶や番茶等で作られています。
値段は必然的に1番茶から順次下っていきます。茶専門店では1番茶が多く使われ、量販店で2番茶が多く使われています。

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